業界の方からのコメント

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横浜DeNAベイスターズ

ビジネス統括本部

ボールパークオペレーション担当

林 由有子 様

掲載日:6月27日

林 由有子 様
現在のお仕事内容について教えてください
ボールパークオペレーションという部署で、1軍の試合運営管理を担当しています。社内の人だけでなく、対戦する相手チームや審判、気象予報士などとも連携をしながら、試合を無事に開催することができるように、さまざまな調整を行います。
この仕事をしていて、よかったと感じるのはどんな時ですか
一番印象的な出来事は1998年に日本シリーズで優勝したときです。チームだけでなくファンの方をはじめ、横浜の街全体が盛り上がって祝福してくれたことが忘れられません。選手やチームの成長を肌で感じながら、応援してくれる皆さんと喜びを分かち合うことができたり、自分の仕事を成し遂げたられた時にこの仕事をやっていて良かったと感じます。
この仕事をしていて、大変だと思うことはありますか
ファンクラブ運営を担当していたときに感じたことですが、所属している全会員が運営に満足していただけるわけではないので、少しでも多くの方が納得する、より良いサービスを提供できるように調整するのは大変でした。ファンの皆さんの反応を見たり、アンケートを取ったりして、バランスを取りながら運営していくのは大変ですが、その分、自分たちのやってきたことで喜んでくれている反応が見られると、得られるやりがいもとても大きいです。
今後どのようなことに力を入れていきたいと考えていますか
イベントの企画やファンサービスを行っていくうえで、ずっと変わらず同じことをするだけではなく、時代の変化に合わせて横浜DeNAベイスターズの魅力を伝えていきたいと考えています。
この分野を目指す高校生に対してアドバイスやメッセージをお願いします
私は、中学2年生の時からプロの球団職員になりたいという夢がありましたが、当時は情報を探すことも一苦労でした。それでもずっとあきらめずに夢に近づける方法を探し続けて夢を叶えることができました。今の時代は、さまざまな方法でたくさんの情報収集ができますが、ただ単に情報を集めて「希望の仕事に就ければいい」で終わらないようにすると良いと思います。その仕事に就けたら「どんなことをどんなふうに頑張りたいのか」というイメージを明確に持って目標を立てて学んでいくことが、自分のなりたいものになれる近道だと思っています。
本校では専門知識に加えて、ビジネスマナーやITスキル、コミュニケーション力を磨き「人の気持ちをくみ取る力」「効果的に物事を処理する力」などの総合力を身につけます。このようなスキルがある人材に対して期待することを教えて下さい
社会に出て何かにぶつかった時に、どうしたらよいか分からなくなったとしても、学校でこういったスキルを学んでおくと、自分を見失わずに進んでいけると思います。ホスピタリティやコミュニケーション能力はどんな業界でも必要な力なので、学生のうちに身につけておくことはとても良いことだと思います。私自身も岩崎学園で学んだ、パソコンやコミュニケーションなどのビジネススキルは今の仕事でも欠かせないと実感しています。
本校へ期待していることを教えてください
これから岩崎学園でトレーナーやスポーツビジネスを学んで、将来この業界で活躍していく人が増えていくといいなと思っています。自分自身が岩崎学園の卒業生でもあるので、後輩たちと一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。