業界の方からのコメント

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株式会社ファクトリージャパングループ

専務取締役
(元プロ野球選手)

太田 敦士 様

掲載日:4月1日

太田 敦士 様
トレーナー、インストラクター業界の今後について、ご意見をお聞かせください
人生100年時代と言われるようになりましたが、世界では先進国を中心に少子高齢化が進んでいます。
ただ長生きするだけでなく、いかに動ける身体でいるか、「健康寿命」の伸長も大きな課題です。
スポーツ庁の統計によりますと、日本人の20 歳以上の週1日以上の運動・スポーツ実施率は 52.3%と約半数あり、運動・スポーツを週に1日以上行った理由としては、「健康のため」が 79.4%と最も多く、「体力増進・維持のため」が 56.3%、「運動不足を感じるから」が 45.4%と続いています。
※出典:令和5年3月24日 報道発表 スポーツ庁/令和4年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査
日常生活の習慣で、運動をしていない方が沢山いて、なおかつ、運動不足という自覚がある方がとても多いということが分かります。身体は、自ら動いていこうとする意思がなければ、動ける身体のままでいられません。
これからの社会で、健康のまま長く生きていくためには、健康意識のマインドセットと、継続的な運動(スポーツ)が大切です。
また、動ける身体であり続けるために、お客様の健康を支えるトレーナー(施術家)の仕事の価値はますます高まっています。一流のトレーナーとは、お客様一人ひとりに寄り添い、激励し、夢に向かって共に努力をしていきます。一流のトレーナーは、AIに置き換えることができない、非常に将来性のある仕事です。
カラダファクトリー・カラダストレッチのトレーナー(施術家)は、お客様の人生のパートナーとして、健康寿命の伸長に必要な「自ら動ける身体作り」のきっかけでありたいと思っています。
トレーナーやインストラクター業界での活躍をめざしている高校生に対して、アドバイスやメッセージをお願いします
当社に入社を希望される学生には「トレーナーになりたい」「スポーツに携わりたい」志望を持つ方が多くいらっしゃいます。
一方で、その中には自分がスポーツ好きというだけでスポーツトレーナーをめざすも、トレーナーとして経験を積む前に、施術家として研修を受けるだけで簡単に挫折し夢を諦めてしまう方も少なくありません。
大切なことは「自分は何をやりたいか」。スポーツをしている方を支えるトレーナーになりたいのか、どんなトレーナーになりたいか、できるだけ具体的な目標を定めたら、それに向けて努力し続けて欲しいと思います。

私自身も、元プロ野球選手で、2000年に現役引退後、セカンドキャリアとしてカラダファクトリーの整体師を経験し、当時私が店長をしていた神戸の店舗にはたくさんのスポーツ選手が来てくださいました。
実際、アスリートの立場でいうと、パフォーマンスを上げるためには、カラダだけではなく心のコンディションが大切です。そういう時に、プロのスポーツトレーナーは、どうふるまうのか。どういう引き出し(ケア・施術や受け答えのバリエーション)をもっているべきなのか。 みなさんが高校生時代に夢中になって努力をしてきたものがあるなら、それも大切な経験です。
どういう人生を歩んできたのか。すべての経験がこれからの財産になります。
今やるべき勉強やスポーツなど、一つ一つ真摯に取り組み後悔のない高校生活を送ってください。
横浜スポーツ&医療ウェルネス専門学校へ期待していることを教えてください
これからの時代に求められている当社のような健康産業の業界において、基礎を学んだ貴重な人財を貴校から多数輩出いただけるのは大変喜ばしいことです。
当社ファクトリージャパングループの企業理念は「感動を生み出す人財力で、健康の促進と予防に対する意識改革を世界に広げ、社会に貢献する」ことです。
当社が求める人財は、知識とテクニックだけでなく、お客様ひとりひとりに「寄り添う心」「ホスピタリティ」を持ち、志を高く持つ人財です。そのためには、相手に伝わる所作やマナーも大切で、当社でも入社後各種研修・育成プランを用意し、丁寧にバックアップさせていただきます。

貴校で学んだ卒業生が、学んだ知識を活かし、社会に貢献いただけるよう期待しています。

<株式会社ファクトリージャパングループ Webサイト>
https://factoryjapan.jp/