【インタビュー】プロサーファー 松田 詩野さん(本校イメージキャラクター)
2023.3.31
イメージキャラクターは、プロサーファーの松田 詩野さん
世界で活躍中のプロサーファー 松田 詩野さん(神奈川県出身)が、本校のイメージキャラクターに決定!
ありのままの自分らしく、夢に向かってチャレンジを続ける松田さん。「ウェルネス」を体現するステキな姿を、Webサイト上の動画や写真でご覧いただけます。
このページでは、松田さんへのインタビューをご紹介。みなさんと同世代の人として、女性として、アスリートとして、等身大のお話を伺いました!
<Chapter>
なお、インタビュー動画は、YouTubeで公開しています。こちらも、ぜひチェックしてみてくださいね!
Chapter 1
身体と心、そして「ウェルネス」
インタビュアー(以下、Q):
今日は、海の目の前で、インタビューに答えていただいています。
やっぱり、海からはパワーをもらえるんですか?
松田 詩野さん:
そうですね。海は小さい頃から毎日通っていた場所なので、すごくパワーをもらえるし、リフレッシュできる場所かなって思います。
Q:
気持ちのいい場所ですよね。
さっそくですが、まず、本校が掲げる「スポーツ」と「ウェルネス」について、質問していきたいと思います。
日頃は、どんなトレーニングをされているんですか?
松田 詩野さん:
トレーニングは週3回ほどして、あとは、波があったら毎日サーフィンしています。サーフィンってけっこう体力が必要なので、なるべく有酸素運動を取り入れたり。
海外の大会はサイズの大きい波もあるので、パワー系のトレーニングも取り入れて、怪我をしない身体づくりを優先的に考えてやっています。
Q:
サーフィンそのものが、トレーニングにもなるんですね?
松田 詩野さん:
そうですね。実際に海に入らないと、潮の流れや波の来る感覚も分からないので、やっぱり海に入ることが大切だと思います。
海に入っているだけじゃ鍛えられない筋肉もあるので、そういったところは、陸でトレーナーに見てもらいながら、トレーニングしています。
Q:
休日は、どんなことをしていますか?
松田 詩野さん:
日本にいる間は、パーソナルトレーニングや身体のケアなど、人の手を頼ってやってもらっています。
あとは、温泉でリラックスしたり、友だちとはカフェに行ったりすることが多いかなと思います。
Q:
自分自身と向き合う時間を、大切にされているんですね。そういった時間を多く取るのは、なぜでしょうか?
松田 詩野さん:
気持ちって、すごく身体に反応するなと思っていて。ネガティブな気持ちで海に入っても、いい波をつかめないし、そういったところは自然に勝てないと思うので、気持ちの持ち方は大事にしています。
Q:
なるほど。心の持ち方が身体に影響するとのことでしたが、反対に、身体が心に与える影響はあると思いますか?
松田 詩野さん:
やっぱり、身体を動かすことは大事だと思っています。
私の場合はサーフィンで壁に当たったり、悩みがあったりするとき、考えてもモヤモヤ感が残るけど、外に出てアクティブに動くと、「なんかこっちの方がいいかも」とかアイデアが生まれて、スッキリします。
スポーツをすることで、心も身体もすごく健康的になれると思います。
Q:
心と身体の健康!まさに「ウェルネス」ですね。スポーツをすることで、心と身体の健康を保てるわけですね?
松田 詩野さん:
そうですね。暑くてかく汗とは違った汗が、スポーツを通してかけるので、自分的には「やりきったな」って感じで気持ちいい。
日常生活で感じるストレスを、スポーツがヘルプしてくれると思います。
Chapter 2
女性アスリートとしての心の持ち方
Q:
次は、スポーツキャリアを築く女性として、いくつか教えてください。
女性がサーフィンをする環境は、整っていますか?
松田 詩野さん:
日本でも、女性のサーファーは増えてきたなって思います。
だんだん、 世界大会も賞金や試合会場が男女一緒になったり、男女平等がみられるようになってきました。
Q:
なるほど。
松田 詩野さん:
私が始めたときは、サーフィンをしている女性も少なかったので、練習に行っても、まわりは男の人ばかりでした。
やっぱり女性サーファーが増えると私自身のモチベーションも上がるし、「これから始めたい」という人にも、積極的に勧めたい。
私をきっかけに、サーフィンを知ってくれる人がいるのも、嬉しいです。
Q:
実際に、海で声をかけられることもありますか?「あこがれてます」「松田さんを見て始めました」など…
松田 詩野さん:
たまに声をかけてくださる方もいて、すごく嬉しいし、女性のサーフィンしている人に会うだけでも嬉しいです。
Q:
これからもっと、女性サーファーが増えるといいですね!
スポーツをするうえで、例えば、身体の変化や結婚・出産など、女性ならではのこともあるかと思います。女性がスポーツをすることに、難しさは感じますか?
松田 詩野さん:
女性ならではの悩み、男性との体格的な差も、もちろんあると思います。
でも、その中でも、自分自身の限界を決めないでやってみることに意味があるのかなって。それができるのがスポーツのいいところだと思うので、「女性だからできない」とは考えていないです。
Q:
やっぱり、心の持ち方なんですね!
松田 詩野さん:
そうですね!
Chapter 3
トレーナーやスタッフのサポート
Q:
少し前に、手術を経験されたと聞きました。術後は、どのようなリハビリをしていましたか?
松田 詩野さん:
肩の手術をしました。術後はそんなに動かせない状態だったので、少しずつチューブで動かしたり、トレーナーにケアしてもらったりしていました。
Q:
トレーナーのケアは、効果的でしたか?
松田 詩野さん:
肩を動かしてもらうなど、手術期間やリハビリ期間に一番サポートしてくれたのが、トレーナーさんや病院の方でした。
身体もそうですけど、一番は心の支えだったので、本当に感謝しました。
Q:
トレーナーが、心のケアも手伝ってくれるんですね?
松田 詩野さん:
そうですね。身体をみれる技術だけじゃなくて、選手の悩みも聞き出せる方は一緒にやっていて安心感があるし、試合を回っていても相談できるので、すごく心強い存在です。
Q:
校名も新たになる予定の「横浜スポーツ&医療ウェルネス専門学校」*は、そんなトレーナーも育成する、神奈川の学校です。
*2024年4月 横浜医療情報専門学校より校名変更予定
松田 詩野さん:
スポーツを取り入れた専門学校と聞いて、私自身もスポーツをやっていてトレーナーさんやまわりの人に支えてもらっているので、そういう人を育成できる、勉強ができる学校があるのはいいなって。
地元というのもあるし、協力させていただきました!
Q:
ありがとうございます。こうしてインタビューできること、本当に嬉しく思っています!
トップアスリートとして、この学校で学ぶ学生のみなさんに、期待することはありますか?
松田 詩野さん:
この学校で学ぼうとしている時点で、アスリートの身になって考えてくれていると思うんですけど、実際に私も試合を回っていて、「技術ももちろん大事だけど、試合となると時間内で戦えるメンタルが大事だな」と実感しています。気持ちのサポートって、アスリートにとってすごく重要。
そこのバランスというか、もちろん身体をみれる技術も大切なんですけど、そこにプラスして「相談できる余裕」があるといいなって思います。
Q:
まさに、心と身体のバランスですね。
そのような学生たちが、この学校で育っていって、いつか松田さんのトレーナーを目指すようになったら面白いですね。
松田 詩野さん:
そうですね!
Q:
最後に、これからこの学校で学ぼうとしているみなさんへ、一言メッセージをお願いします。
松田 詩野さん:
アスリートの心と身体を支えられるトレーナーさんになれるように、頑張ってください。私も頑張ります。
Q:
今日は、ありがとうございました!
松田 詩野さん:
ありがとうございました!
インタビューの模様や、撮影当日のメイキングは、動画でも公開中です。ぜひご覧ください!
<動画はこちら>
<最新情報>
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